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職場体験学習







渕上畳店

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今年も受入れしました  職場体験学習


当店では、今年も市内の中学2年生を対象とした「職場体験学習」に受入れ事業所として参加協力し、2名の男子生徒の職場体験を実施致しました。
今年で3回目となりました。


今年の体験者


完成したふすまをバックに左より、  吉海耕平くん、浜野 翼くん

今年当店で準備した主な体験学習の内容
●ふすま貼り替え作業(一連のふすま貼り替え作業全般)

水俣市もやい館内のふすまの貼り替え工事を、今回の体験学習で行ないました。

今年は一連の作業を、取りかかり(最初)から納品(最後)までの作業工程すべて
を体験してもらう事で、「自分たちが関わった仕事」という意識と、「自分たちの作業
で、完成した」という達成感を感じて頂けたと思います。
はじめての経験で大変だったと思いますが、とても素直な生徒さんたちでした。

自分たちで仕上げた成果が、「もやい館」に行けばいつでも確認できますね。
 

今回、貼り替えを行なう現場(もやい館)です

今回の職場体験学習では、写真後ろの襖をきれいに貼り替える作業がメインです。
通常の家庭の襖よりも、大きいサイズで、しかも破損状況もかなりの物です。
少し不安ではありましたが、さっそく取りかかりました。
取り外し作業

現在の立て付け状況を確認後、襖を取り外します。
襖のチェック作業

正しい場所に立て付けられている事を確認したら、その場所を忘れないために各襖に番号を付けていきます。
縁の取り外し作業

現場から襖を店の作業場へ持ち帰り、さっそく縁の取り外し作業に取りかかります。
専用の工具で丁寧に行ないます。
下張り補修・調整

破損箇所の状況に応じて、補修作業を行ないます。
写真は、穴が開いている場所を、厚手の紙を貼りながら、破れを無くしていきます。

すべての襖の下地を同じように補修し、調整していきます。
貼り終わると乾燥させます。
受け紙を貼る

下地の補修・調整が終わり、乾燥したら、このような受け紙を貼っていきます。
この紙は薄いので、糊を付ける時は、紙が動かないようにするコツがあります。
生徒さんも、はじめての作業とは言え、とても上手に作業が出来ていました。
襖紙(い草和紙)の貼りつけ作業

最後に貼るのが、襖紙になるのですが、今回の現場の襖には、通常の襖紙ではなく、い草和紙で出来た紙を貼っていきました。
紙の裏面に水糊(薄く薄めた糊)を刷毛で付けていきます。
2人で協力しながらの作業で上手に行なっていました。

貼り終わったら、またまた乾燥です。
縁の取り付け作業

貼り終えた襖が乾燥したら、縁の取り付け作業です。
生まれてはじめて釘を打ち付ける作業を体験したそうで、始めのうちは恐る恐る少しづつ打っていました。
縁の取り付け作業

框(かまち)部分の縁を打ちつけています。
かなり大きな襖だったので脚立を使っての作業になりました。
納品,運搬作業

完成した襖を元の現場(もやい館)に運び込みます。
回りに気を配りながら、慎重に運びます。
立て付け作業

いよいよ最後の作業です。
1枚1枚を元の位置に慎重に立て付けます。
この時には、襖がスムーズに動くかのチェックも忘れないようにしました。

ちゃんと立て付けが終了した事を確認出来た時の二人の表情には、何とも言えない笑顔がありました。
それが、最高の喜びだったかもしれません。
納品完了

自分たちで完成させた襖を無事納品させた2人の表情はとてもさわやかでした。

2日間という短い時間の中で、自分たちで仕上げた仕事の結果が、形として残ります。
みやい館の方から、お礼の言葉を言われた時も、照れていた2人でしたが、今後の人生に、少しでも役に立てたと感じるならなら、それは私にとっても、最高の幸せです。