い草の利用方法
  い草・畳の流通





渕上畳店

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い草の話

い草はイグサ科の多年草です。
「イグサ(藺草)」というのは異名で、正しい和名は「イ(藺)」です。
日本の植物の中で一番短い名前です。

「い草」は一般的に、住宅内などで「畳表」として使われている素材ですが、細長い茎の中の白い 芯は、油をよく吸い上げる性質を持つので、昔は行灯(あんどん)の灯心としても用いられ、 別名灯心草(とうしんそう)とも呼ばれていました。

近年、さまざまな研究技術開発などにより、いろいろなところで「い草」が注目をあび、使われる ようになってきました。

ここでは、その「い草」のいろんな利用方法や効能、効果等について調べてみました。


主ない草の利用方法
 1.畳表用
    として
 い草の一般的な利用方法であり、畳の素材として利用されています。
 2.上敷き用
    として
 ホームセンターやスーパーなどでよく目にする、上敷き用ゴザとして利用されています。
 3.和紙用
    として
●八代郡竜北町の株式会社 「水の子」では、住む人が安心と安らぎを感じ、環境に負荷を与えない事を第一に「国産(熊本)い草を100%使用し安全性をチェックした壁紙」を開発しました。

   左より、イピルス、い草っ子、灯心草

 い草和紙は、二酸化炭素やホルムアルデヒド等、揮発性の有害物質を吸着する性質や癒し(いやし)の効果に優れています。
 その他に、保湿性・調整機能・力学的性質・遮音効果・それに人間の五感に対する優しさがあります。

 い草和紙は、その紙の厚みの違いにより、壁紙・襖紙・障子紙・名刺・文具品等でも利用出来ます。


     障子紙としての施工例(い草っ子)


●水俣浮浪雲工房では、新しくい草の和紙(壁紙)が出来ました。
この和紙には次の特徴があります。
・製造時に廃棄物を出さない。
・い草の中綿(スポンジ状の部分)を壊さない。
・コストが安い。
・熊本県も実証済みのVOC吸着力、及び保持力。


 壁紙としての施工例(水俣市立袋小学校)


     襖紙としての施工例
 4.食品用
    として
 現在、い草の粉末をいろいろな食材に利用し、「い草健康食品」として利用されています。

 北九州市立大学国際環境工学部の森田洋講師らのグループは、い草に活性酸素消去作用や抗菌作用があることを発見しました。

 活性酸素を消去する食品としては、赤ワインや緑茶、青汁などが代表的なものとしてあげられますが、い草の消去能力は、赤ワインのおよそ10倍、また最近人気の青汁と比べれば30倍以上という、たいへんなパワーを持っていることがわかりました。

 このほかに、い草には食物繊維が100グラムあたり63グラムもあることがわかっています。

 食物繊維はコレステロール抑制効果、血糖値上昇抑制効果、大腸ガンの発生抑制効果などたくさんの効能があることがわかっていますから、い草は理想的な食品といえます。